メーソット旅2023(1)キャンセルされたフライト

《メーソット旅2023》  2023年3月11₋12日

バンコク滞在中に、行くべく所が1つあった。それはメーソット。1月にバンコクに来た時にすれ違ってしまったスス一家に会いたいと思っていたが、何となくミャンマーには入り辛い。そこで以前のようにメーソットまで行き、そこに来てもらい週末を過ごすというプランになった。

3月11日(土)キャンセルされたチケット

メーソットまでのフライトは一社独占だった。1日2往復。以前も乗ったことがあるので、何気なく予約をして、セブンで支払いをした。だが出発2日前になって、帰りの便だけ欠航となったと知らせが来た。このフライトをどうするのかを決めるためには、コールセンターへの電話しか手段がない。

当然電話は繋がらない。何とも面倒だ。以前ならすぐに癇癪を起していただろうが、今はそれを楽しむ感じでずっと待つ。30分ぐらいでオペレーターが出た。選択肢は3つ。①行きもキャンセルしてリファンドを受ける②帰りのフライトを変更する③帰りのキャンセルしてリファンド、行きだけ搭乗する。

普通は②を選択するのだが、何と搭乗できるフライトは5日先までないという。まさかそんなにメーソットに居るわけにはいかない。オペレーターは①の方向で話し始めたが、私は③を選択し、帰りはバスで帰ると言った。そこで問題なのがキャンセル分の払い戻し。クレジットカードで買っていれば、そこに戻すだけなのだが、セブンで支払ったため、振込先が必要になる。取り敢えず銀行口座を教えて電話を切った。

ところが翌日空港会社からメールが来ており、払い戻し口座を知らせろと聞いてきた。もう昨晩伝えたので無視していると、何と電話もかかってきて、払い戻し口座を教えろとしつこい。これは新手の詐欺かとも思い、途中で電話を切った。しかしその後払い戻される気配もない。一体どうなっているのだろうか。因みにチケット代は通常の国内線料金より高いので、残念だ。

Yさんにその話をすると、『帰りのバスを予約しないと』という。確かにフライトが欠航になればバスに乗る人もいるだろうから、現地に行ってバスチケットが無かったら大変だ。バスは夜行しかないが、これも仕方がない。予約は宿のタイ人にやってもらい、飛行機よりずっと安い料金になった。

メーソットまで

いつものようにドムアン空港には相当早く着いた。そしていつものように食堂で粥を啜ってから、荷物検査を通過したが、それでもかなり時間が余る。仕方なくボーっと離発着する飛行機を眺めていた。ところが出発時間20分前になっても、全くゲートが開く気配がない。いや、それより飛行機が来ていない。

これはおかしいと思い、掲示板に目をやると、何と私のフライトは何の知らせもなくゲート変更になっていた。慌てて移動すると、ちょうど搭乗が開始されており、間に合ってよかった。久しぶりの黄色い航空会社だが、以前ほど良いイメージはない。

フライトは完全に満員。チケット代も結構高いのに、何故か若者が沢山乗っている。しかもお世辞にも柄が良いとは言えない。隣に座ったにーちゃんはずっとゲームに興じている。手に持っているパスポートは中国だった。一体これはどういうことだろうか。中国人の若者がメーソットに何しに行くのだろうか。

フライトはあっと言う間に空港に着陸した。あの若いにーちゃんたちの姿もいつの間にか消えていた。だがススたちの到着が遅れたため、私だけがロビーに取り残された。空港はコロナ前に新しくなり、きれいで、冷房も効いているので問題はなかった。ようやく3年ぶりにアイちゃんやカズちゃんが迎えに来てくれ、ようやく感激の再会となった。

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