メーソット旅2023(2)メーソットを眺める

メーソットで

車で今日泊まるホテルへ行く。この街ではかなり良いホテルらしい。プールが大きい。だがまだチェックインはできず、ドライブに出る。といっても行くところもないので、コロナ禍に開通したタイーミャンマー国境の橋を見に行く。最近までミャンマー国内の混乱により通行が制限されていたという立派な橋は、今は開通し、貨物を積んだトラックが列をなしている。ここは貨物専用で、人の往来は相変わらず従来の橋を使っている。

ランチに行く。街道沿いのきれいで、静かなレストランで、美味しいタイ料理を頂く。カズちゃんと会うのは3年ぶり。その時は赤ちゃんで、こちらの顔など覚えていないが、徐々に打ち解けていく。アイちゃんは常に意識しており、こちらの様子をチラチラと窺っているだけ。今日のメーソットは36度と暑い。

それから今度は第一国境へ行く。ここは以前歩いて何度か越えているので思い出深いが、日中の暑さのせいか歩いている人はほぼいない。車もあまり見られない。そして数年前と特に変化は感じられない。今回は残念ながらここを越えることはなく、メーソットで1泊してバンコクに戻る予定だ。因みに日帰りであれば、パスポートを預けて手数料を払えばミャワディ側に行けるようだ。

ホテルへ行き、チェックイン。広くてきれいで見晴らしも良い快適な部屋だ。今はこんなホテルが出来ている。午後4時ロビー集合というので行って見たが、誰もやってこない。きっと子供たちのことで遅れていると思い、少し離れたセブンまでドリンクを買いに行く。するとなんと一家はそこにいた。何で集合時間に来ないのかと聞いたら、『ミャンマー時間の4時』と言われ、唖然。そうだ、タイとミャンマーには30分の時差があることも忘れていた。スス一家は大量にお菓子などを買い込んでいる。

街の中心にあるロビンソンデパートへ行く。子供たちの目当てはここで遊ぶことだった。子供向けのゲームセンターは充実しており、多くの子供がはしゃいでいる。その中にはミャンマー側から来た人々もおり、知り合いとあいさつを交わしている。建物の外にはマーケットが出来ており、その周囲にはまた遊具がある。週末の夕方、多くの子供連れが遊んでいる。これがタイ式。

夕飯もロビンソンで火鍋かと思ったが、また別のレストランへ行く。駐車場は車で溢れている。家族連れが多い。ここでもエビやカニなどご馳走を頂く。コロナ禍のこの付近の様子などを聞いていると、カズちゃんは疲れて寝込んでいる。隣のテーブルでは子供の誕生会が開かれており、ちょっとうるさいのだが、構わずぐっすり寝ている。ホテルに戻ると私も疲れてすぐにぐっすり寝た。

3月12日(日)メーソット2日目

朝早くに目覚める。朝ご飯を待っていたが、一人で先に食べることになった。子供たちの用意もあるのだろう。どう見ても昨日食べ過ぎているので、今朝はパンとコーヒーで軽く済ませた。後で聞くと、スス一家は実にぐっすりと一晩を過ごしたらしい。何と彼らの住むミャワディはここ数か月ずっと停電で、暑い夜にクーラーも使えない状況が続いている。昨晩はホテルのクーラーを思いっきり浴びて幸せだったという。それで今回、私はメーソットへ行くというと、彼らも出てきて泊った訳だ。ミャンマーのそんな状況にちょっと暗い気持ちになる。

宿を出て、お寺へ行く。ここは以前もアイちゃんと来たことがある。何ともユニークなキャラクターが沢山置かれており、子供たちも楽しめる如何にもタイのお寺だ。カズちゃんとはすっかり打ち解けたが、アイちゃんはスマホを向けても、なかなか笑顔にならない。もうお歳頃、ということだろうか。それでも写真を撮られるのは嫌がらないので、嫌われてはいないらしい。ほんの少し英語で会話する。

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