《ラオス散歩2013》(8)ルアンプラバーン お寺巡り

カオソイ

それから街をうろつく。天気が良く、日差しは強いが、さわやかな感じが何とも心地よい。ルアンプラバーンは基本的にメコン川とお寺の街。歩けばどこでもお寺のぶつかり、川にぶつかる。川から吹く風が心地よい、ということだろう。

 

フラフラしていると、両替所があり、ここのレートが良いので両替する。観光地と言いながら、意外と米ドルを受け取らない所もある。人民元の両替レートが特によいように感じられる。歩いても中国人が多いようには見えないのだが。因みに両替所の女性は英語が苦手のようで、小学生ぐらいの彼女の子供が応対してくれるのが面白い。

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小さな市場に紛れ込む。この辺にカオソイ屋があると聞いてきたのだが、既に店じまいしていた。朝早く来ないとダメ、明日来て、と言われる。市場では野菜などを売っていたが、バイクで来たおばさんが『わさび』と日本語で言ったのには驚いた。そして店の人も日本のわさびを取り出していた。

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カオソイがないと言われると急に食べたくなるものだ。ホテルの近くまで戻り、ローカルなお店に入る。一応英語が書いてあり、何とか意思は通じた。まるで時間が止まったようなテーブル、そしてそこで食べている人々、不思議な空間であった。出てきたカオソイも上の空で、その空間に浸ってしまった。

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街歩き ワットルアン

ホテルで一休みして、また歩き出した。今度は博物館へ向かう。街の真ん中の立派な建物だった。往時の繁栄を偲ぶ品々が展示されていた。そうここは古都なのだ。昔は王様がいたのだ。だが今は誰もいないような静けさ。博物館の横には何やら立派な建物が。こちらは劇場のようで、夜にはショーがあるらしい。暇があったら来てみようと思うが、チケットは買わないで様子見。

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それから地図も見ずに歩く。歩けばお寺があるので、フラフラ入り、またフラフラ出る。面白いほどにお寺に行きあたる。そして街外れの外れまで来ると、ワットルアンという寺にやってきた。

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このお寺、なかなか雰囲気が良い。かなりの古さもさることながら、仏塔にしがみ付く?仏像など、ユーモラスな仏が見られる。新しい本堂と古い仏塔のコントラスト、何だかルアンプラバーンを象徴しているようだ。しばし休息して眺めると、陽が少しずつ西へ傾く。

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更に街中に戻りがてら、いくつかのお寺を見学。仏塔や本堂の形に変化がみられ、面白い。さすがに暑い中、3時間も歩くと疲れ果て、メコン川沿いのカフェで休息。カフェと言っても、河沿いにテーブルといすを置き、川を眺めるだけ。でもそれが良い。疲れた体が糖分を欲しがり、思わずコーラを注文。何と料金は100円、この景色を眺めるには安い。

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