9月27日(土)‐28日(日)洪水の気配が
夜中に雷が鳴り、かなり強く雨が降っていた。朝起きて外を見たら道路が少し濡れている程度でホッとした。だが外を歩いていると、一部道路に水が溢れており、昨年の再現かと緊張する。折角なのでターニン市場の方まで歩いてみたが、さすがに水が出ているところはなかった。それでもまた雨が降れば分からない。

いつも行く華人系食堂で、ワンタンメン+カリカリ豚、スープなし麺を食べる。これが何とも美味しくて嬉しい。恐らく潮州系華人が作る麺だが、彼らは既に中国語を介さず、簡単な英語でオーダーだけをする間柄だ。宿に戻ってから陸上の実業団選手権を見る。1週間前世界陸上に出た選手も結構いた。彼らは企業に雇われており、疲れていても会社のために頑張らなければならない立場なのだろう。ちょっと過酷だ。

午後もまた雨の気配があり、近所の食堂へ行く。ここは白人さんの利用が多く、スタッフも英語が出来たりする。テイクアウトして部屋で食べる人たちも多いらしい。私はここでなぜかタイなのにバインミーを注文する。そこにはフィレオフィッシュにタルタルソースがかかっており、何とも旨いのだ。マックのようには安くないので偶にしか食べられないが、なぜこんなメニューがあるのだろうか。

翌朝は麺が食べたくなり、昔行った雲南回族経営の麵屋へ。相変わらずヒジャブーを被った女性が麺を作っており、ここもまた50バーツシリーズの幸せを噛みしめる。特にスープが美味い。帰りに昨日水が出ていた道を確認したが、全く水はなかった。これで安心なのだろうか。

昼に約束があり、実に久しぶりにソンテウに乗ってターペー門へ出た。観光客が相変わらず写真を撮っているが、その数は多くはない。まだ雨季は終わっていないということだろうか。門からほど近い指定場所を探していくと、何と隠れ家的な中国食堂が現れる。タイのいい雰囲気の木造住宅。


オーナーは上海人、奥さんは山東人だと言い、コロナの頃にチェンマイに移住してきた。シェフは香港人らしく、メニューも広東系及び潮州・客家系料理が並んでいる。待ち合わせたSさんも初めて来たらしく、彼はタイ語で、私は華語で話すので話がごちゃごちゃになっていく。出てきた鶏が美味い。あの茶わん蒸しの親玉のような食べ物も登場した。



奥さんはワインや日本酒を勉強しているらしく、日本から買ってきた本まで持っている。オーナーはIT系と言っていたから、最近のこだわり夫婦なのだろう。彼女はお茶も好きだと言い、東方美人など彼女セレクトのお茶を振舞ってくれた。最近はこんな中国人がチェンマイに居るのかと感心する。

食事が終わると、一応ピン川まで歩き、水位を確認した。昨年の同じ時期に同じ場所で見た光景を考えると、今年は何とか持ちこたえるのではないか、という希望的観測が浮かんでくる。周囲に水の気配もなく、皆通常営業だった。帰りはターペーロードを歩いていたが、疲れたので車を呼んで帰る。夕飯は近所でジョークを食べて休む。少し疲れが出る時期だな。


9月30日(火)山岳民族博物館へ
あっと言う間に9月も終わりだ。早い。何だかチェンマイに来て1週間、生活が単調になっているので、今朝は全く違う道を歩いてみる。20分以上歩いていたら、昨年も見かけた点心の店が見えたので、思い切って入ってみる。メニューは小さな紙きれで、そこにタイ語と漢字が書かれているが、正直小さすぎて読めない。一生懸命見ていたら、オーナーが英語で「こちらで見て」と、点心が置かれた冷蔵庫を指す。確かにこれがいい。

焼売などいくつかの点心と粥などを頼んでみる。思っていたより美味しい。ただ頼み過ぎて、朝ご飯としては破格の代金となる。オーナーは元々バンコクの客家で、数年前に心機一転チェンマイに移住して店を始めたという。もとの職業がツアーガイドということで英語はかなり上手い。
