ある日の台北日記2025その3(3)苗栗 宝元紀を見学する

今日訪ねるのは世界の靴王と呼ばれた宝成の老板が最近作ったという施設。彼はビジネスで儲けた資金をかなりプーアル茶収集に充てたと言い、その一部が公開されているというので出掛けてみた訳だ。駐車場から入り口を入ると、そこは日本的な庭になっており、既に広大な敷地であることが分かる。案内の人に聞いてみたら、11haの敷地の内、現在使用されているのは2haだけだと言っていたが、それでも歩いて行くとのその広さが実感できる。そこには日本から庭師を招いて作った本格的な日本庭園があり、一部は台湾的な庭との融合も試みられていて素晴らしい。お茶を飲める空間もあり、遠くに高速道路が見えた。

建物に入ると、そこでお茶が供された。お茶を淹れてくれた女性はトミーやジャッキーを見てすぐに分かったようだ。やはり茶業界の有名人と一緒にいると対応が違う。ここにはお茶関連の本や可愛い文具なども売れられており、何だか誠品みたいな空間になっていた。日本語の本もあり、私が見知ったものも並んでいて驚いた。

お茶の展示はこちらのブランドのプーアル茶だけ(しかも2004年以降のもののみ)であり、沢山収蔵されたという古いプーアルは見られなかったが、現在別の建物を改修中で、将来はそこに展示されるのかもしれない。世界の喫茶文化を展示するコーナーもあり、ここが茶文化の発信基地を目指していることも分かる。

隣の建物に食堂があり、そこでランチを食べる。ハンバーガーとパスタがあり、パスタを選択する。ドリンクはサービスで提供された。茶葉アイスもあり、サンプルを食べさせてもらったが、なかなか美味しい。ここでオーナーの蔡さんを見かけた。既に80歳を超えているとのことだったが、お元気そうだ。実は私は30年前この靴王とビジネス上で少しだけ関係があり、蔡さんを見るのはそれ以来で、ちょっと感慨深い。

更に別の建物には喫茶コーナーがあり、実においしそうなケーキが並んでいた。何と日本人パティシエが企画に関わっているという。実はここは京都に支店があり、相当深く京文化を学んでおり、日本をかなり意識して取り入れている。次回は京都のお店にも行ってみよう。2階はセミナールームになっており、何でも出来そうだ。

4時間ほど滞在して、この地を離れた。トミーと別れてジャッキーの車で先日も行った頭份のバスターミナルまで送ってもらい、バスに乗って台北に帰った。一度部屋に戻り休息。夜は永和の韓国街へ行ってみる。中興街というのが名称だが、戦後韓国系の人々(山東から韓国経由も)が台湾に渡り、ここに住み着いたらしい。韓国系の店、服やコスメなどがいくつか見られたが、ミャンマー街ほどの賑わいはない。

ここにある山東水餃子の店でチャジャンミョンを食べてみることにした。ここのチャジャンミョンは韓国、中国とはちょっと違うとは思ったが、どう違うかは分からない。水餃子とチキンも食べてみたが、あまり海外感が無かった。帰りにミャンマー人のドリンクスタンドで飲み物を買い、外で風に吹かれながら飲んだ。何となくヤンゴンを思い出す。

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