ある日の台北日記2025その2(7)玉井のマンゴー市場で

客家であることを証明する方法は色々あるのだろうが、その中に敷地に半月池がある、というのがあるらしい。これは他の客家地域でも聞いたことがあるが、この邸宅も一番前に半月池があったのは面白い。また集落内にある井戸も立派で、そこで洗濯などをするために井戸の周囲に洗い場が確保されているのはAさんの研究課題だ。

案内してくれた人の同級生のカフェへ行った。そこでマンゴーかき氷を食べた。何という美味しさだろうか。勿論マンゴーの新鮮さ、甘さはあるのだが、氷にはちみつなどがかかっていて、この味が何とも凄い。なぜ人々がここにマンゴーを食べに来るのか、その理由がよく分かる。私は35年前の台北在住時代にかき氷に中り、それがトラウマとなってこれまで一度も手を出したことはなかったが、今回大いに認識を改めた。

そういえば、木の幹になるブドウ、樹葡萄があり、それをとって食べたら、これまた美味しかった。埔里で見て以来だろうか。ずっとこの村に居たかったが、他のメンバーがマンゴー市場に到着したとの報を受け、退散することとなる。タクシーを呼ぼうとしたらカフェの奥さんが車で送ってくれ、来年も来てね、という。何ともほっこりした会話に癒される。

マンゴー市場の規模は想像以上だった。メンバーを探すのに手間取るほど。昨晩のメンバーに加え、更に数人が香港から来ており、ちょうどかき氷を食べようとしていた。私はもうお腹いっぱいで食べなかったが、こちらでも実に多くの人がマンゴーかき氷を食べている。何でそこまでマンゴーが好きなのか、と思っていたが、やはり美味しければ食べるだろう。

そこから農会ビルにある食堂でランチを食べようとしたが、ここもお客で大混雑。お目当てのマンゴーカレーは既に売り切れ(というか、米自体も売り切れていた)で、メンバーが買える物を確保してくれた唐揚げなどにありついた。そしてまた市場に戻り、値段交渉を繰り広げ、マンゴーを買っていく。マンゴーって、こんなにいろんな種類があり、味も違うことを初めて知る。香港組はマンゴー持ち込み自由だが、日本組は持ち込めないため、ここで食べるしかない。明暗くっきり。すごい熱気で最後まで粘って買っている人もいた。

かなり疲労したので帰ることにした。元々は歴史博物館へも寄りたかったが、今回その気力はなく、バスに揺られて眠った。同行者数人も同じバスに乗ったが、何とマンゴー箱買いして、そのままバスに乗り込み、周囲もちょっと驚いていた。うち二人はそのまま高雄空港へ行き、箱を持ったまま飛行機に乗るらしい。今回が8回目という人はもう慣れた感じで、何とも面白い。

1時間半で台南駅まで戻り、そのまま箱を持った二人と台鐵のホームへ行く。彼らは自強号で高雄へ、私は区間車で高鐵駅へ行く。ちょうど雨が降り出し、別れた。高鐵駅についてもまだ時間があったので、高鐵弁当を買ってみる。結構並んでおり、人気なんだな、と思う。120元は普通の台鐵弁当80元よりかなり高い。が、高鐵駅で売っている台鐵弁当はもっと高いことが分かり、安堵して?食べる。夕日を眺めながらうつらうつら台北へ戻る。

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