何となくプノンペン2014(7)プロジェクト反省会で次回に期待

反省会で

それからドリームガールズプロジェクトメンバーの食事会に参加した。日本食レストランからTさん、Kさんに連れてきてもらった。こちらも高級カンボジアレストラン。如何にも外国人が来るようで、雰囲気が良い。ただ既に結構日本食を食べてしまい、それほど食が進まず残念だった。

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この食事会には、他に先ほどプレゼンテーターを務めた胡椒を商うKさん、バッタンバンで地雷除去を行っているTさんも参加。Kさん、Tさん共に在カンボジア10数年、過去から現在までのカンボジアの話題で大いに盛り上がる。

 

Tさんは地雷除去後の土地にキャッサバを植えており、それを使ったキャッサバ焼酎を作っている。数年前にシェムリアップに行った時、ある人に頼まれてこの焼酎を土産に買ったことを思い出した。その時はえらい人がいるものだな、と思ったが、その人が目の前に現れた。これも旅の醍醐味であろう。久しぶりにキャッサバ焼酎を頂く。

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この会は単なる食事会だと思っていたのだが、代表の温井さんは各人に今日のイベントに対する意見を求め、参加者もかなり厳しいコメントを述べるなど、このプロジェクトに賭ける真剣度合いが見て取れた。来年は更なる発展が期待できることだろう。

 

そしてイオンモールにこのプロジェクトから商品化された商品を置く店を出店することについても、参加者から色々とアドバイスが出た。まさに先達は欲しいものである。因みに店長は若干25歳の可愛らしい日本人女性。お父さんが心配して仕方がないとの話が出るほど、か細い印象だが、しっかりと前向きに頑張っている。これからはこのような女性たちがアジアで活躍していくことだろう。

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帰りはホテルの場所も良く分からないのでKさんにトゥクトゥクで送ってもらった。夜のプノンペンはまだまだ明るい所ばかりではない。それでも何かしら可能性を感じさせる街ではある。

 

3月16日(日)

バンコックへ帰る

今日はプノンペン最後の日。本当ならば活発に活動すべきところながら、今日バンコックに戻って、明日の朝から台北へ行くので、色々と雑事があり、ホテルに籠る。このホテルの部屋が快適だったので、作業は余程捗った。朝食が付いていたので、ホテル内で食べる。豪華ではないが、十分な食事を食べて満足する。これが屋上で食べられるともっと良かったのにとは思うが、それは贅沢か。屋上の眺めは本当に良い。

 

空港へ行くタクシーをホテルで拾ってもらって行く。フロントのお姐さんは最後まで愛想がよかった。一人だけではなく、皆一様に笑顔であることからやはり何らかの教育の成果かと思う。きっと海外帰りのカンボジア人か外国人がオーナーであろう。いずれにしても興味深いホテルだった。3日前に空港から来た時のタクシー料金から考えて9ドルぐらいかなと思っていたが、特に渋滞もなく20分で着いたにもかかわらず、12ドルを要求してきたので、黙って10ドルを渡して降りる。運転手は何か言っていたが無視した。この辺はまだまだ途上国だ。

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空港でのチェックイン手続きはスムーズで、特に問題はなかった。フライトも順調でプノンペンの感慨に耽る暇もなく、あっという間にバンコックに戻った。バンコックでは初めてタクシーを使わずに、ミニバスで戻ってみた。時間はちょっとかかるが、わずか30バーツで宿泊先に着いた。すぐに洗濯物を取り出し洗濯し、荷物を詰め直す。また明日から私の旅は続く。

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