《ラオス散歩2013》(2)ビエンチャン 支援の打ち合わせ 

会計士事務所で打ち合わせ

ランチの後は、打ち合わせへ。ノイの進めている子供たちの教育支援プロジェクトについて話し合う。場所は前回タイのノンカイでも会った富裕一族の男性のオフィス。彼はここで会計士事務所を経営している。

 

彼の父親はかなり裕福な実業家のようで、ラオス一の企業、ビアラオの経営に参画したり、広大な土地を保有したりしている。現在もラオスの山岳地帯の土地を何かに生かせないかと検討中。日本企業に来てもらって、開発などをしたいようだった。

 

ラオスに不足しているもの、それは教育である。これまで日本の支援は悪く言えば『金を置いてくる』という形が多かったが、資金を生み出すためにも、支援を継続させるためにも、教育は勿論、その後の就業支援などについても、話し合われた。建築士であるKさんは建築・設計の分野で、医療関係のMさんはその分野で。協力できそうなことは沢山あるが、障害もありそうだ。

 

私としては協力の形はどうであれ、ノイの学校の再開が最重要課題だと思っており、その為の措置が取られることを期待している。あの障害を持った子供たちの歌、笑顔、今回彼らに会えないことは残念でならない。

 

続いてちょっと郊外へ行く。そこにはイベント会社を経営するノイの支援者がいた。タイ人の芸術家だが、ラオスに10年以上住んでいる。ラオスではタイ人を警戒しているが、彼は地道に理解されるよう努力し、今ではラオスで一定の地位を確保しているという。

 

会社の敷地内では特設ステージの組み立てが行われていた。来月ノイとモン族の女性たちのコンサートが計画されており、既に準備が始まっていた。彼女らをステージに立たせたい、そして収入の道を切り開きたい、という思いをこの会社の経営者も共有している。

 

ビエンチャンの食べ放題

夕暮れとなり、夕飯を食べに行くことに。このイベント会社の近くにきれいなレストランがあった。何とそこはビュッフェスタイル。今かなり流行っている店だという。相当数のラオス料理が食べ放題、敷地も広い。ここのオーナーはノイの知り合い。元モデルさんでとても愛想よく我々を迎えてくれ、写真入りの名刺までくれた。

 

夕日が落ちた頃、辺りを見回すと既にお客で一杯になっていた。一人約12米ドルの食べ放題、刺身などもおいてあり、料金は高いのだが、お客は沢山いる。ラオスも豊かな人は結構いるものだ。屋外の気持ちの良い風に当たりながら、ビールを飲む、いい雰囲気だ。

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子供連れ、家族連れが多い。平日でも夜は家族で食事、これがラオスの基本だ。着ぐるみのどこかで見たようなキャラクター、も登場し、子供たちだけでなく、大人も楽しそうにしている。

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因みにラオスでは日本製のわさびが大人気。わさびはラオ語でもわさびとそのまま発音しているのでわかる。この辛さが合うらしい。誰か日本からラオスのわさび作りに投資する人がいれば面白いと思うのだが、どうだろうか。

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 今回のホテル⇒グリーンパークホテル

とても居心地の良いホテル。

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