マレーシア茶旅2024(8)KLをフラフラ

少し待つと雨は上がったので、出掛ける。モノレールの駅がすぐ近くにあって有り難い。そこから駅3つほど行くと、何とららぽーとがあった。私の目的地とは反対方向だったので、帰りに寄ることとして、歩き出す。10分ほど行くと林が見え、そこに番号が刻まれた小さな石が多数あった。これが墓石だとはすぐには気が付かなかった。

その向こうに日本人墓地があったが、ここは立派な上に門が固く締められており、墓石を見ることすら叶わなかった。さらに周辺は荒れ果てたところに十字架が見えたり、仏教寺院があったりと、かなり不思議な場所だった。KLの中心街にこんな場所があるとは意外だった。風水の関係だろうか。

ららぽーとまで戻って見学する。グルメストリートと書かれた場所にはレストランやカフェが沢山あったが、まだ時間が早いためか、ほとんど人がいない。建物の中も同じく人は少ない。旧正月が近いのでその飾り付けが眩しい。日本をイメージした場所もあったが、ちょっと違うような気がした。結局何もせずに戻り、KLセントラルでカヤトーストとフレンチトーストを食べる。体調がすぐれない時にはありがたい。部屋に帰っておにぎりの残りを食べて寝る。

2月3日(土)KLで

朝、近所を散策するとヒンズー寺院が3つもあった。周辺はインド系の人々が暮らしていた。そこからずっと歩いて行くとパサールスニに着く。インド人街とチャイナタウンは結構離れていたが、これは比較的最近のことではないだろうか。行こうと思っていた店が閉まっており、ちょっと歩いてまた海南チキンライスにありつく。あまりにリラックスしてしまい、なんとカバンを店に忘れてしまったが、すぐに店の人が追いかけてきてくれた。何とも有難いことだ。

そこからパサールスニを通り過ぎ、一番端まで来る。そこに建源茶荘がある。ここは半年前にフラッと入った(4年ぶり)時も、『あ、久しぶり』と言いながら温かく迎えてくれるのが良い。今回もサラッと歴史の話などをしながら茶を飲んだ。そこへお父さんが登場したので、最近モヤモヤしている六堡茶の歴史について詳しく聞いてみた。

こちらは福建系のお茶屋さんだから、広東系?の六堡茶とは少し違うような気もするが、それでも長年マレーシアで茶業をやっていれば、色々な話は見聞きしている。やはり六堡茶には、様々な歴史がありそうだ。宿のチェックアウト時間が迫ってきて、全てを聞くことは出来ず、ちょっと残念。

急いで宿に戻り(モノレールでまさか一駅だったとは)、チェックアウトして荷物を持って、またモノレールに乗る。今日から2泊は中心部の少しいいホテルに泊まる。週末でモノレールは意外と混んでいる。ラジャチュンランという駅で降りて、数分歩くと今日の宿があった。12時過ぎに行っても、日本みたいに『チェックインは2時からです』なんて誰も言わない。部屋が掃除されていれば、すぐに入れてもらえるが嬉しい。

そして腹が減ったので外へ出たが、この付近はオフィス街?で簡単に食べる所が見付からない。少し歩いてみたが状況は変わらなかったので、マレー系ファーストフードの店に入ってみた。するとオーダーは全て機械。だが最後に電話番号を入れる必要があり困る。店員も調理に忙しい。ちょうど出てきた店員に話すとすぐに自分の番号を入れてくれ、オーダー完了。スパゲティボンゴレとカレーパフ、ドリンクで20リンギは高いのか、よく分からないが、若者が多く利用している。

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