《ラオス散歩2013》 (1) ビエンチャン ノイちゃんのすごい演出

7月に続いてビエンチャンへ向かった。前回ラオスの歌姫ノイを紹介したKさんがMさんを連れてビエンチャンを再訪。お節介にも付いて行くことにした。ノイ支援プロジェクトは進むのか。

 

9月25日(水)

1. ビエンチャン

クアラオで一芸

前回乗ったラオセントラル航空でビエンチャンに降り立った。小さな空港は待たされることが無くてよい。空港ではノイがタイ人支援者、ソンキアット氏と一緒に待っていてくれた。早々に定宿のバヤコーンインに行き、チェックイン。

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ホテルで待ち合わせたはずのKさん、Mさんは見当たらない。どこかへ出かけたらしい。彼らは昨晩プノンペンからすでに到着している。Facebookで確認済みである。どうしたのか。午前中は大学教授とのミーティングがあったはずだったが。外を見るとKさん、Mさん、そして私が紹介したM氏が緩々と歩いてきた。

 

早速ランチへ。今回はラオスの民族舞踊が見られるクアラオという有名レストランへ行く。私は2006年に初めてビエンチャンへ来た時、行ったことがある。格式が高く、有名人が多く訪れる場所である。今回行ってみると小泉首相から野田首相、秋篠宮などの写真が飾られていた。

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お客さんは基本的に団体客だが、意外と少なかった。Mさんは昨晩食べたラオス料理が辛かったといい、今日は辛くない料理を頼む。黒米、魚の煮つけ、野菜炒めなど、日本人の口に合う料理が並び、皆満足して食べた。

 

ただノイは満足していなかった。舞台が目の前にあるのに、誰も歌わない、踊らない。それではと、彼女は立ち上がり、舞台へ。従業員もノイが何者かは知っているようで、期待を込めた視線を送る。ノイは突然Kさんを誘い出す。自分は琴、Kさんは太鼓の席に着く。即興のコラボが始まる。それは素晴らしい演奏だった。初めは何が起こったか分からなかったお客も、興味津々で見つめる。そして大きな拍手が。

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アンコールは谷村新司の昴。ノイは昔歌っていたが、数年封印したようで、それでも難なくこなす。さすがはプロ。横にはMさんが付き、太鼓を敲いて見せる。観光客のフラッシュを浴び、スター気分となる。ラオスの有名レストランでデビューを果たした2人は、このことを一生忘れないだろう。さすがの演出、ノイ。

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