インド アユルベーダの旅(22)プネー インドでコーヒー

インドでコーヒー

ランチが終わると参加者が帰り始めた。ラトールさん達はバスで帰ることになったが、私はA師夫妻と一緒に車でプネーへ戻った。またあのバスの旅をする体力が残っていなかったのである。恐らくはパンチャカルマと結婚式の疲れが出たのであろう。

 

車は一路プネーに向かって走っていたが、すぐに道路脇のコーヒーショップに入る。A師は2月に日本からのヨーガ合宿メンバーの来訪を控え、その準備をしていた。彼らはオプションでエローラの行くことになっており、その下見で休憩場所を確認していた。

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インドのコーヒーショップ、正直あまりピンと来ないは、最近はCoffee Dayというチェー店があちこちにできている。何とのこの辺鄙なドライブインにまで進出していた。一杯100rのコーヒー、これはチャイが道端で5rなのと比べてバカ高い。だがお金を持った若者を中心に結構流行っているから、インドの変化を見るよい例かもしれない。

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ここで働いている人々もほぼ若者の男女。勿論英語も出来るし、接客態度も悪くはない。トイレもきれいだし、休憩場所としては申し分ない。でも何だかインドまで来てコーヒーを飲むのは少しイメージが合わないと考えるのは私が年寄りだからだろうか。

 

それから夕日に向かって車は走った。バスで5時間なら車では4時間ぐらいかと思っていたが、思いの外安全運転だったのと、プネー市内に入ると渋滞がひどく、結局5時間近くかかってしまった。インドでこの渋滞問題の解決が今後の大いなる課題であり、また運転の安全性も実に重要だと分かる。ただ中国に慣れてしまうと、どこの国でも安全だと思ってしまうのは、どうなんだろうか。

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ラトール家に帰りつくと、夕飯が待っていた。ラトールさんが帰宅したのはそれから3時間後、夜中になっていた。結婚式の興奮冷めやらないまま、バスで盛り上がったのだろう。本当に私は良い経験をさせてもらった。感謝。

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1月29日(水)

7.プネー3

とうとうインド最終日が来た。本日ラトールさんは日本から来たお客さんと南インドへ行く。少し早いが私もそれに便乗して空港へ向かう。先ずはお客さんが泊まっているホテルへ迎えに行くため、リキシャに乗り込む。ラトールさんの妹ももう一台のリキシャに乗って我々の後を追う。お客さんの荷物をラトール家で一部預かるためだ。

 

ホテルから空港まではホテルの車を使って移動。今日もいい天気が続いている。平日の午前中だが、思いの外渋滞がある。ラトールさん達のフライトは国内線だが、出発1時間前になっても空港に着かない。私は冷や冷やしたが、ラトールさんは平気な顔をしている。

 

50分前にようやく到着し、彼らは急いでチェックインカウンターへ向かった。私は一人国際線ターミナルに移動したが、私が乗るフライトにはまだ3時間以上あり、チェックインも出来ない。この小さな空港で何をするでもなく、ボーっと過ごす。思えば今回も色々とあった。

 

ようやく2時間少し前にチェックインができたが、今度はセキュリティチェックが開いていない。仕方なくレストランに入り、ヌードルなどを食べる。インド人やタイ人のビジネスマンが入ってきて、食事をしている。プネーという街も少しずつ発展しているように感じられる。

 

LCCスパイスジェットは快適だった。お客もかなり乗っていたが、このバンコック-プネー路線はこの後すぐに廃止になった。とても残念だ。ロナワラでこのフライトを予約した時、腹が減っていたので食事を予約していた。あまり食欲はなかったが、食べてみると案外美味かった。ニンブーも飲んでみた。

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隣のインド人はバンコックに出張だという。何とビール製造機器を売っているらしい。ただ本人は酒も飲まないし、肉も食べないという。相変わらずインド人は面白い。結構話が弾んだところでバンコックに到着した。もうデモの影響もなかった。

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