上海・江蘇美食旅2025(1)雨の中いきなり老舗レストランと出会う

《上海・江蘇美食旅2025》  2025年5月8-14日

3月の広東旅、結局茶旅になってしまったが、美食も堪能できた。今回は8年も行っていなかった上海とその周辺を散策してみたい。上海留学以来38年ぶりの揚州、鎮江はどうなっているのだろうか。興味津々。

5月8日(木)8年ぶりの上海へ

上海行なら普通は羽田‐虹橋を選ぶだろうが、今回は敢えて成田‐浦東にしてみた。成田への行き方も3月とは変えてみた。何でも変化してみないと分からないことがある。成田のエアチャイナのチェックインは2時間半前からで到着が早過ぎた。荷物は3つ持っていたが、何も言われなかったので預けずにそのまま搭乗した。因みに空港自体はかなり空いていたが、その中で中国語が響いていた。

この便、意外なほど乗客が乗っている。日本人はほぼいないので、日本語が出来るCAがわざわざ接客してくれた。機内食はいつもの通りだったが、ハーゲンダッツのアイスを食べながら機内誌を読むと、中国人プロゴルファー、セキユウティンの広告が載っている。蘇州の碧螺春茶の記事もある。そんなものを眺めていると3時間で上海に着いた。雨が降っていた。

浦東空港は大きかったが意外なほどスムーズに入国審査に進み、気が付くと入国していた。係員がなぜか「中国語できるか?」「観光なのか?」と聞いてきたが、特に問題はなかった。そこから地下鉄2号線の乗り場まではかなり遠かったが、切符は広東同様現金で簡単に買えた。車両はキレイで乗客は少ない。

最初は田園地帯、少しずつ住宅が増えて行き、浦東に近づくと駅間隔が狭くなり、乗客がどんどん乗ってくる。それでも退勤前の時間なのでラッシュではない。約1時間で南京東路駅まで辿り着く。外はかなりの雨が降っており、傘を差しても濡れた。まあ駅近の宿を予約したので安心していたが、その場所に辿り着いても宿が無い。いやそこには「南京飯店」という別の名前が掲げられている。探しまくった挙句、そこの係員に聞いてみると予約があるというので驚く。ネット予約名取りあるホテルネームは是非一致させてほしい。

部屋はかなりクラシカル。建物も90年以上前のものらしい。それなりの料金なので、それなりの作りとなっており、特に外が見えるのが有難い。この付近には高層ビルは建てられないので、昔の上海の屋根が窓の隙間から見える。雨の中、夕飯を探して外へ出た。少し行くと雨が強まり、風も強くて吹き込まれ、コンビニに逃げ込んでドリンクを買う。

雨に降られて仕方なく宿まで戻ると、正面に中国老字号というレストランがある。こういう古いお店が私にはよかったが、一般中国人の評価は高くない。徳興館、1878年創業とある。伝統的な麺はと聞くと、三鮮麺を指す。小籠包と生煎包で生煎包を選ぶ。生煎包33元は4個皿に載って来た。大きめだが何となくぼんやりした味わい。汁はすぐに外へ出てしまう。

三鮮麺は醤油味のスープ。椀はかなり大きく、スープは飲みきれない量だ。麺はあのふにゃふにゃ麺。だから私は上海で麺を食べないのだ、と気づく緩さ。揚げ魚、タウナギ、鶏肉の塊が載っている。いや沈んでいるものもある。脂身は豚だろうか。まあ35元ならこんなものだろう。部屋に戻って料理の歴史の本を見てみると何と徳興館の名前が載っているので驚いた。それほどの老舗とは思えなかったが、何気なく残っているのが実に良い。

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