長かったチェンマイ暮らしに終止符を打ち、冬の東京へ帰ることになった。だが昨年同様チェンマイから安いフライトで帰ろうとすると、荷物代込みでは、どうしてもエアチャイナという選択になる。そして北京経由なので、北京に寄りたい気持ちになる。実は昨年は3泊した。そして1月の折り返しでも3泊した。
もういいんじゃないか、と上海や広州経由を検討したが、やはり北京経由が一番良いのだ。一応今回は僅か半日程度の滞在に留めた。何といっても北京は零下の気温であり、前回は3泊して東京に帰り、大風邪で数日倒れてしまったので、反省していた。しかし何より、1週間前より日本人はノービザ30日になっており、ビザの面倒がないのは何とも有難い。
12月7日(土)チェンマイから北京へ
チェンマイ空港は小さい。出国審査は簡単だが、それから先はすることが無く、北京対応の服に着替えて、ひたすら搭乗を待つばかりだ。今回はわずか半日なのでSIMカードすら買わない。ほぼ定刻に搭乗が始まったが、やはり乗客は多くはない。中に日本人夫妻が東京に行くために乗り込んでいたが、大半は中国人だった。

前回はあっと言う間に寝落ちたが、今回は眠りが浅かった。食事は勿論断った。周囲も静かだったが、なぜだろうか。やはり今晩のスマホ騒動が尾を引いているのだろうか。着陸1時間前には電気がついて明るくなる。時差が1時間ある。ほとんど眠れなかったようだ。ビデオで入国案内が始まったが、何とその中に「中国では多様な支払い手段が使えます」というのを見て思わず目を疑った。現金でもクレジットカードでもOKだというのだが、実態とかけ離れていないだろうか。

ほぼ予定通り、午前4時には北京に着いた。寒々とした空港内を歩いて行くと入国審査がある。前回まではその前に臨時入境ビザを得る必要があり、それが面倒だったが、今回はそのまま入国審査ゲートへ行けるのでかなり楽だった。しかも乗客は多くなく、すぐに入国できてしまう。
荷物はバッゲージスルーなので、ピックアップ不要。あまりにスムーズなので、まだ街中へ行く電車も動いていない。休む場所もないので、その辺をフラフラするしかない。荷物受取場を通り抜けるとそこに両替所があった。サラっと通り過ぎたが、よく考えてみれば以前はあっただろうか。出口階には両替所はない、と1年前に確認していたのだが、これは現金流通の兆しだろうか。

午前5時でも開いているカフェはあった。そこには充電設備がある。今の中国で最も重要なのは充電ではないか。何しろスマホがあっても充電が無ければ、何もできない。街中行きの電車の始発は何と6時半頃だと分かる。これだとさすがに約束の時間に間に合わない。仕方なく、空港内の配車待合場へ行ってみた。途中に日本製(いや中国製)のフィギャーを売るガチャを見付ける。


以前は配車を呼んでも、広い北京空港では見付けられない、と聞いていたが、今やかなりシステマチックになっている。そして当然ながら充電器も沢山あるので充電を始めた。それから車を呼んでみたら、すぐにやってきた。基本的に中国シムがあれば、スムーズに事が運んでいくのは有難い。
