北京半日散歩2024(2)北京で朝飯をはしごする

12月8日(日)北京散歩

北京の朝の気温は零下5度となっており、前回(零下8度)より寒さを感じない。車窓から見える北京は薄暗くて寒々としているが、空気はキレイですっきり感がある。待ち合わせは前門近くの胡同にある食堂。車は渋滞のない道をスイスイと走っていき、どこまで行くのか分からない。因みに服装は前回チェンマイのユニクロで買ったウルトラライトダウンとトレーナーという格好だが、何とかなりそうだ。

何だかとても久しぶりに湯気が立ち上る胡同へやってきた。夜明け直前の胡同にしばし見とれる。「尹三豆汁」と書かれた店で待ち合わせ。朝から観光客が豆汁を食べ、地元民はテイクアウトしている。しかし驚いたのが、その地元のおじちゃん、おばちゃんが、手に人民元を握りしめていたことだった。何でもQR決済の中国で現金とは。これもまた機内ビデオの案内通りか。若者は当然QRだけど、この寒いのに現金を握って嬉しそうに注文する人が奇異に映る。

豆汁と焦圏、更に面茶まで注文してしまう。これぞ北京の朝ごはんだろうか。だが私は北京に住んでいた頃、こんな朝飯を食べた記憶はほぼない。豆汁の酸っぱさやB級感はちょっと相容れなさを感じてしまっていた。だが今日食べてみると、酸味もそれほど感じない。寒いからかスルスルと入ってしまう。店内は温かいし、気分も良い。

さあ、どうしようかと思っていると同行してくれたKさんとIさんは「朝ご飯のはしごです」ときっぱり。そしてすぐ近くの野菜市場に入る。昔に比べると実にきれいになっている。何となく野菜もきれい。ただそこで売っている人たちはそれほど変わっていないように見えた。お客と談笑しながら、野菜を勧めている。Iさんがツッコんでも軽く受け流していく。

端の方に煎餅屋があり、並んで買う。前の人も現金で支払っている。店側もちゃんとお釣りを渡している。明かに北京の支払い事情は変化している。よく見ると野菜売りもQRコードを置いているが、現金を使っている老人も多い。まあ勿論若者はQR決済だが、老人は現金が使いたかったのだろうか。久しぶりの煎餅を立ち食い、美味かった。

朝ご飯のはしごに出掛ける。すぐ近くの店だったが、何とかなりの行列で断念(なんせ零下の世界で並ぶのはキツイ)。その横の店に入り、豆漿と油条を頼んで食べる。この店、昼以降は別の店として使われており、朝だけの営業のようだ。賃料が高い北京ではこういう店も多いのだろう。

腹がくちてしまったので散歩する。チェンマイで買った帽子はさすが薄くて、頭がスースーしたが、Iさんから温かいものを貰い被ると幸せな気分。風もなくそれほど寒さは感じない。少し行くと、ちょっと面白そうな場所に着いた。何だか芸術村の一角、という感じで、壁に絵などが描かれている。美術館と書かれた建物の中に入ると、子供たちが何やら見学している。現代アートの展示室という感じか。アニメ好きの子供たちが歓声を上げている。

我々は横のカフェでまったり。やはり寒さの中を歩いていると、温かい場所は有難い。カフェのメニューに「KYOTO LATTE」という飲み物があった。何で京都、と思っていたら、Iさんが「京都と関連があるらしい」という。まあ抹茶でも入っているのだろうが、中国の若者にも京都の認知度は高いのだろう。Iさんは用事がるというのでここでお別れし、Kさんと話を続けた。

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