チェンマイ滞在記2023(3)旧正月がやってきた

宿まで送ってもらい休息。窓からプールが見え、誰も入っていなかったので、行ってみる。何とかなりの暑さの気候ながら、プールの水が冷たすぎて入れない。やはり午前中が涼しいからだろうか。仕方なく寝転んで過ごす。後から来た白人のにいちゃんは全く気にせず、プールで泳いでいた。皮膚が違うのだろうか。

夕飯を探しに行く。観光地のど真ん中なので、白人向けのおしゃれなレストランが多い中、如何にも屋台あがりといった店がある。焼肉飯(クリスピーポークライス)が50バーツで美味い。この近所には安い店がいくつもあり、安堵する。ナイトマーケットもあり、いい雰囲気で白人がご飯を食べながら音楽を聴いている。市場もあり、ポメロを買う。だがコンビニはあるがスーパーが近所にはなく、私が好きなお菓子を買える場所が無い?

1月21日(土)突然先が見えてくる

朝ジョークを食べに有名店へ向かった。週末だからか、朝からお客で混んでいる。テイクアウトの人が道にはみ出している。シラスのかかったジョークと焼売、実に美味い。105b。潮州粥を思い出す。すぐ近くにはチェンマイという街が出来た時に作られたというお寺がある。街と寺がごく身近、というコンパクトシティがチェンマイの特徴だろうか。とても良い街だ。

それから城壁の反対側まで歩いて、検索して見付けたバーンベーカリーにパン買いに行ったら、9時頃なのにまさかのほぼ売り切れ。次回は13時に焼き上がるとか。店の外では大勢が朝ご飯を食べていた。城内に戻ると市場がある。朝から活気あり、漬物など発酵食品もかなり売られている。これは北タイの食文化だろうか。その裏のお寺は実に静かでこれまたよい。

午後2時半、紹介されていた日本人Nさんとガイドのケンサンが来る。Nさんは事前に私のニーズをかなり掴んでくれて、ガイドが必要だろうとお知り合いを連れてきてくれた。更にクラシックな車で川向こうのおしゃれなカフェも案内してくれた。Vieng Joom On(ピンクの街)、世界中から茶葉を集めて自分でブレンドしているという。かなりおしゃれな女子が好きそうな造り、バンコクあたりのタイ人観光客が来る店だろうか。渋めが好きな白人はあまりこないか??ハイティーがあり、西尾抹茶、宇治ほうじ茶などがメニューに並ぶ。

ケンサンはチェンマイの人で、ミアンの村へも行ったことがある。おじいさん、おばあさんの時代、葬式の時にミエンが備えられているのを見た記憶もある(葬儀の間、暇なときに弔問客が噛んでいた)。バーミアンという村があるが、ミアンを作っているのは2‐3軒のみで、後はコーヒーに転換したとか。Ban Khun Lao(チェンライとの県境) ワービー(メースイ?)、ボーグルワ(ナーン)、バンザッカ(ナーン)など地名が次々に出て来るが、私には土地勘がない。ただワクワクするだけだ。

夕飯を食べに、ホテルの裏のイサーン料理へ行ったが、何と半年間の休業中。これもコロナの影響だろうか。ケンサンの知る、オタル運河(メーカー運河)近くの臓物料理の店へ。とてもうまくて安い。豚の内臓の唐揚げなどビールが進むメニューだ。こういう店は地元民しか知らないだろう。何とも有難い夕食だった。

1月22日(日)旧正月

朝のターペー門。旧正月のパレードをすべく、鼓笛隊が並んでいたが、まるでデモ隊集結の雰囲気。私はいつも通りパン屋へ行ったが、日曜日は休みだった。仕方なくワーロット市場付近を散策すると、旧正月イベント準備中で大忙し。ライオンダンスが通り過ぎるなど中国世界が広がっている。チャイナドレス姿の女性も目立つ。

朝ご飯はターペー通りのカフェでクラブサンドイッチを食べる。ストーリーズというと我が宿の隣の姉妹店か。ドリンク付き170bで、結構量は多くて満足。おしゃれなカフェで、2階はノマドスペースにもなっている。チェンマイはノマドワーカーの天国ともいうが、私にはできない。外を見ると、旧正月デモ隊が行進してきた。先頭はモデルさん?

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