チェンマイ滞在記2023(1)チェンマイ滞在スタート

《チェンマイ滞在記2023》  2023年1月18₋1月24日

昨年はポストコロナ、バンコクベースで3か月動いた。その中でたった1泊、チェンマイにも滞在した。何だかここに逗留したい、という思いが募り、後輩Uさんのアレンジで、新年早々やってきた。初めてのチェンマイ1か月滞在、果たしてどうなるのだろうか。

1月18日(水)チェンマイへ

バンコクに到着して、2日ほどルーティーンのような日々を過ごし、いよいよチェンマイに向かう。午後のフライトだが少し早めに行こうと、Grabで車を呼んだところ、何と到着まで30分もかかる。バンコクの渋滞も本格化し、同時にGrabでは車が捕まらない現実に出会う。更には車代、高速代で600バーツもかかると、いくら30分で着いたとはいえ、これもご時世と感じる。

ドムアン空港も以前より混んできているが、私の乗るタイライオンエアーのカウンターはいつも空いているので有難い。今日は荷物を預ける必要があったが、重量は全く問題がない。搭乗には早過ぎるので、ランチを食べる。これも前回同様の食堂へ行き、焼きそばにした。意外と旨い。荷物検査もそれほど混んでいない。ただフライトはかなり混んでいた。さすがチェンマイ行だ。

チェンマイ空港に降りたのは10年ぶりだろうか。まずは実験として、空港から宿までの交通手段を確認する。空港タクシー150b、Grab200b、Bolt78bで完全にBoltに軍配が上がる。しかも自家用車ながら、空港に普通に迎えに来てくれたので、全く普通のタクシーと同じ。次に車を待っている間に、1月から解禁となった中国人観光客を探すも、全く発見できず。ただ旧正月の飾りだけが空港にあった。個人客が解禁になっても団体は来ないので目立たないのだろうか。

ターペー門の真裏の宿まではすぐに着いた。古い建物だが場所は便利で、意外と快適。さすがUサン推薦の宿だけのことはある。長期滞在しても、水、お茶、コーヒーも毎日支給され、電気代、水道代などは宿の料金に含まれていて不要。バンコクの定宿より安い。プールが見える部屋に入ると、ゾウさん(タオル)がお出迎え。NHKは映るが、テレビは見ない。

チェンマイの夕方はバンコクより涼しくて気持ちよい。ちょっと疲れたので、夕飯まで休み、前回も食べた牛肉麺屋へ行く。昨年と比べればかなり観光客が増えており、店はほぼ満員状態だった。夕食後、セブンへ。チェンマイの旧市街地にはコンビニはあるがスーパーが無いのが難点。ドリンクを買って部屋に戻る。

1月19日(木)懐かしい人々

朝ご飯を買いに、ネットで検索したパン屋へ向かう。朝はかなり涼しく上着を着て出て行く。散歩が何とも気持ちよい。店はカフェも併設しており、白人がパンを食べながらコーヒーを飲んでいる。中に入るとクロワッサンなどが並んでいたが、値段が付いておらずよく分からない。適当に選んでテイクアウエーする。バンコクより安く、クロワッサンが旨い。

帰りにターペー通りを歩いていたら、薬局で薬草茶を売っている。1杯5バーツ。戦前からある華人薬局だとなぜか日本語でも書かれている。そこに如何にも様子の良い華人老人が茶を飲んでいるのが絵になっていると思い話し掛けたら、何と日本人のおじさんだったので驚く。毎年冬だけチェンマイに来て13年(コロナ禍は除く)になるとか。

宿に戻り、もう一度外出する。Tea galleryを再訪する予定だが、何とBoltなどのアプリでは車が捕まらない。仕方なくバイクを呼んでみる。バイクはスイスイ走るし、料金も安いのだが、結構寒い(1月のチェンマイの最低気温は15度前後)し、何と言っても飛ばすのでかなり怖い。

馬さんとJ博士に3年ぶりに会う。ミアンの歴史について色々と教わる。こちらからは日本の四国にある黒茶について紹介した。こういう交流は意外と重要に感じられた。日本とミアンの繋がり、実に興味深い。ミアン産地は、チェンマイ郊外にいくつかあり、ランパーンの山間部にもあるらしいが、今は生産の季節ではないという。どうやったら、ミアンの村へ行けるだろうか。何だかどうしても行きたくなる。

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